雑に読む 第05歌「カリュプソの洞窟。オデュッセウスの筏作り」
神々の会議
が、神も人も手を貸さない帰国となる
つらいcFQ2f7LRuLYP.icon
ヘルメスとカリュプソ
ヘルメス「ゼウス神の決定でオデュッセウスを故国に返すことになりました」
カリュプソ「残酷過ぎる。女神が人間の旦那を得るのを快く思わない」
でもしょうがないから海に出したる
カリュプソとオデュッセウス
筏を作って脱出すべし
オデュッセウス「なんか裏があるのでは?誓いを立ててください」
カリュプソ「悪い人だこと・・・・・・」
この空気感、ただならぬcFQ2f7LRuLYP.icon
堅忍不抜、艱難辛苦を乗り越える男、不動の心オデュッセウス
それはそれとして愛を交わす
翌朝
木こりタイム
4日立って筏ができた
出立
17日海の上、18日目にパイエケス人の国へ
と思ったら「名に負う大地を揺るがす神」(多分ポセイドン)がオデュッセウスの姿を見てキレる、苦労をたっぷり味あわせてやろうとする
暴風雨発生
筏がめちゃくちゃになりもう散々。オデュッセウスも弱気に
筏を離すか離さないか思案のしどころぞcFQ2f7LRuLYP.icon
このあと二日間風に弄ばれる(でも生きてる)
タフだcFQ2f7LRuLYP.icon
近くまで来るも岩礁があってがっかり
「ああ情けない、思いもよらずゼウスが陸地を見せて下さり、わしもこうしてわたつみを見事に渡り終えたというのに、灰色の海から上がる手立てが見つからぬ、岸の前面には鋭く尖った岩礁が並び、大波がそのまわりに砕けて凄まじい響きを立てる。さらに滑らかな岩壁が切り立ち、岸の近くの海は深くて到底足は立たず、これでは水死を免れる望みはない。陸に上がろうとすれば、波にさらわれ岩壁に打ちつけられて、折角の努力も無駄になろう。
松平 千秋. ホメロス オデュッセイア 上 (岩波文庫) (p.128). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.
アテネの助けがあり何とか上陸、しかし半死半生
「やれやれ、これからどんな目に遭うことやら、とどのつまりわしはどうなるのであろう。河のほとりで苦しい夜を眠らずに過せば、肌を刺す霜と、湿った夜露に当って、さなきだに弱って虫の息のこの身がもつまい。それに夜明け前には、河から寒風も吹いてこよう。また、ひょっとしたら凍えるのも免れ、疲れもとれて甘い眠りも訪れるかも知れぬと望みをかけ、坂を登って小暗い森へ入り、灌木の茂みで眠るとすれば、今度は野獣の食になるのを心配せねばならぬ。」
松平 千秋. ホメロス オデュッセイア 上 (岩波文庫) (p.130). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.
ようやくうまいこと眠れた